医療の現場で働く中で、「人が死を身近に感じた時、宗教に何ができるのか」という問いを抱き、本学の通信制大学院へ入学しました。祖父が僧侶でしたが、私自身は専門知識ゼロからのスタート。当初はレポートの書き方も分からず戸惑いましたが、先生方の驚くほど丁寧なご指導に支えられ、不安はすぐに解消されました。
特に印象的だったのはスクーリングです。先生方の講義や著書を通じ、仏教学とは単なる知識の蓄積ではなく、「人間学」であり「哲学」であると痛感しました。深く人間と生き方を考え続けておられる先生方の講義を少人数で受けられる環境は、本当に贅沢な時間でした。
入学当初は「仕事のために役立つこと」を求めていましたが、次第に「知る喜び、考える面白さ」そのものに魅了され、学びの目的が大きく変わっていきました。この意識の変容こそが、その後の博士後期課程への進学、そして博士号取得へとつながる原動力となりました。通信制での学びが、私の研究人生の確かな礎となっています。
大野 真実さん/医療関係の仕事に従事しながら、武蔵野大学大学院通信教育部 仏教学研究科へ入学。2019年修士課程修了。その後、通学課程の博士後期課程へ進学し、2024年3月に博士号を取得。
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https://dl.musashino-u.ac.jp/academics/interview/post_13/
