ITを鍼灸治療に役立てたい

 鍼灸の分野は電子カルテの導入が遅れITに精通する人材も少なく,どうしても勘に頼った診療になりがちです。ITを用いデータを活かせれば,自身の業務に役立つだけでなく,鍼灸業界に何かしら貢献できるかもしれないと考えました。ネット検索で見つけたKCGIは,自分が勉強したかったデータサイエンスの講義が充実しているうえ,さまざまな分野の社会人が入学しているところにもひかれました。オンラインで受けられる講義も多くて時間の自由度が高く,京都市内へ通学すれば2時間かかる私には助かります。「未来IT人材育成奨学制度」は私の学びを後押ししてくれました。

プログラミングは悪戦苦闘,仕事と学習時間を調整し集中

 IT初心者のため数学的な考え方になじむのに時間がかかり,プログラミングも初めてで悪戦苦闘しましたが,先生方のご指導で乗り切りました。私の鍼灸院は完全予約制なので,オンラインで受講する時間を外して予約を入れるなど学習時間を調整,当初から2年で修了すると決めていましたので,勉強に集中しました。プログラミングは今も難しいですが,データサイエンスで学んだ統計学概念は面白く,とても良かったです。マスタープロジェクト(MP)は,最も学習量の多い「MP-6」。プロジェクトスポンサー(MP担当教員)の協力も得て企業のデータを使わせていただき,「現代日本における気象条件と鍼灸受療主訴の関連性」を完成できました。

ITで得た見方の自由度,修了後も研究を続けたい

 KCGIで学び,自分の狭まっていた視野が広がりました。鍼灸院は個人事業主が多く,全部自分一人でできるため「世間知らず」になりかねません。ITによって新たな知識を得て,見方の自由度が高まりました。MPでカルテデータの分析ができたので,企業の協力が得られるなら,今後もこの研究を続けたいと思います。KCGIでの学びを考えている社会人の方たちには,自分が何を得たいのか,何をしたいのかをはっきりさせてから入学するようお勧めします。私は,仕事に活用したいと考え,目標を達成できました。

櫻井さん/2026年3月修了。専門分野はデータサイエンス。明治国際医療大学鍼灸学部卒業、鍼灸院経営

 

京都情報大学院大学

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【経営とITの両面を兼ね備えた“時代が求める”高度IT人材を育成します】 京都情報大学院大学(KCGI)は、2004年に日本初のIT専門職大学院として開学。ITと経営・ビジネスの知識を兼ね備えた高度IT人材を育成しています。近年、AI技術の普及や社会の高度化・グローバル化に伴い、IT分野では専[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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