ケニアの環境活動家、ワンガリ・マータイさん(1940—2011)は、生物学者を志し、アメリカの大学に留学。帰国後、ナイロビ大学で東アフリカ出身の女性として初めて博士号を取得しました。日本では「モッタイナイ」を広めた人として知られていますが、アフリカ各地に5000万本以上の植林をした「グリーンベルト運動」の創始者です。「持続可能な開発と、民主主義、平和への貢献」により、2004年、アフリカ人女性としては初めて、ノーベル平和賞を受賞しました。
ノーベル賞受賞演説から、20年が経ちました。マータイさんは、人類が新しい思考や意識へと移行する必要性を呼びかけていましたが、残念ながら地球環境問題はより深刻さを増し、民主主義や平和を揺るがす出来事はいまも世界各地で起きています。
地球規模の大きな問題を前にすると、一人の高校生として考えること、できることには限界を感じるかもしれません。しかし、マータイさんは未来を担う若者のエネルギーと創造力に希望を抱いていました。
自分自身の問題や経験に引き寄せながら、みなさんの思いや考えをエッセーにしてください。

コンテスト概要
主催津田塾大学
カテゴリー
募集受付開始2024年8月1日
募集受付締切2024年9月2日
情報年度2024年度
津田塾大学

Empowering Women to make a differenceー女性の力が社会を変える

「個性を重んじる少人数教育と高度な英語教育により、高い専門性と豊かな教養を身につけたオールラウンドな女性を育成する」という創立者・津田梅子の教育理念は、1900年の創立以来120年以上に渡り受け継がれてきました。充実した独自の英語教育や少人数制のセミナー、キャ[…]

大学ジャーナルオンライン編集部