大学院修了後、日産自動車にて長年エンジン設計に携わり、複数のプロジェクトリーダーも務めてきました。その知識や経験を自社の博物館運営に生かし、第二の人生を歩みたいと考えたことが、学芸員資格の取得を目指したきっかけです。前任の先輩が玉川大学で資格を取得していたことに加え、キャンパス内の博物館で実習ができる点、そして「人を育てる」という教育理念に共感し、入学を決意しました。
入学当初は、これまでの業務で作成してきた報告書とは異なるレポートの書き方に戸惑うこともありましたが、的確で親身な添削指導を受ける中で、次第に学ぶことの楽しさと奥深さを味わうようになりました。学びを重ねるうちに、資格取得だけが目的ではなく、博物館の社会的意義や学芸員の役割、そして、その仕事の魅力についても深く理解できるようになりました。また、経験豊富な先生方による実習や指導を通して、博物館および学芸員の本質的な価値に気づけたことは、私にとって資格以上の大きな財産となっています。
私は、夢を持ち、その実現に向けて一歩踏み出すことこそが、人生において最も大切だと考えています。その一歩が新たな世界を切り拓いてくれます。玉川大学への入学は、まさにその第一歩でした。
皆川 俊一 さん(東京都在住)/2019年9月 学芸員資格取得 日産エンジンミュージアム 学芸員
