法政大学は、2016年9月に、経営学部と人間環境学部で、全ての授業を英語で行う英語学位プログラムをを新たに開設することを発表しました。同大は、国際的に活躍できる人材育成を目的とした文部科学省の2014年度スーパーグローバル大学等事業※に採択され、英語学位プログラムもこの事業の一環として行われます。
新たに開設されるのは、経営学部経営学科(GBP)と人間環境学部持続可能社会共創プログラム(SCOPE)です。GBPは、日本企業のグローバルビジネスを実体験できる科目で構成した授業を通じて、グローバルスタンダードの経営学はもちろん、日本だからこそ学ぶことのできる「日本の経営やものづくり」についても修得します。募集人員は10名で、日本の経営に関心を持つ留学生および英語で経営学をびたい日本人学生が対象となります。SCOPEでは、定められた答えのない「持続可能な社会」について取り組み、現実を把握する能力や解決策をつくりあげていくコミュニケーション力などを修得します。募集人員は10名で、国籍を問わず国内外から広く募集します。
入学試験は、どちらも書類審査による自己推薦入試で、志望理由書、英語資格試験(TOEFL、TOEIC、IELTSなど)の結果をもとに審査します。出願期間は、2016年3月8日~4月1日、合格発表は、2016年5月24日を予定しています。詳細情報は、2015年10月に法政大学HPなどで紹介する予定です。
※スーパーグローバル大学等事業とは、若い世代の「内向き志向」を克服させ、国際舞台で活躍できる人材育成を目的に、大学教育のグローバル化を図る体制整備を推進する事業です。