昭和女子大学国際学部は、オーストラリアの州立クイーンズランド大学(クイーンズランド州ブリスベン) の人文社会学部とダブルディグリー・プログラムを開始する。このプログラムに参加する学生は、昭和女子大学で3年、クイーンズランド大学で2年、計5年間学び、日本とオーストラリアの大学から2つの学位取得を目指す。
州立クイーンズランド大学は、1909年に設立されたクイーンズランド州最古の総合大学で、オーストラリアでトップ8大学の1校でもある名門大学。世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)が発表した世界大学ランキング2022では47位という高い評価を得ており、昭和女子大学とは2013年から協定を結んでいる。
ダブルディグリー・プログラムに参加するためには、「IELTS6.5以上またはTOEFL iBT87点以上、GPA2.8以上」という高い成績の基準を達成することが求められ、その後、学生はクイーンズランド大学人文社会学部の幅広い主専攻の中から2つ選択し、各16単位ずつ計32単位を現地で取得する。
このプログラムに参加する学生には奨学金制度を用意し、チャレンジ意欲ある学生を全面的にサポートしていく。
昭和女子大学では、2014年度から「ダブルディグリー・プログラム」を開始しており、中国の国家重点大学である上海交通大学、韓国の淑明女子大学校、ソウル女子大学校、そして同じ敷地内にあるアメリカペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパスが対象。現在、上海交通大学47人、ソウル女子大学校10人、淑明女子大学校2人、テンプル大学ジャパンキャンパス4人が参加している。