女性アスリート(とりわけジュニア)において、正しい医学的知識を得るチャンスはそれほど多くない。日本は海外に比べ女性アスリートに対する効果的な育成や支援のあり方についても、まだ研究・開発の途上にある。

 立命館大学は2022年2月12日(土)、中学・高校生年代の女性アスリートのパフォーマンス向上とスポーツ傷害予防について考えるシンポジウム「次世代型女性ジュニアアスリートのスポーツ傷害予防に向けて」をオンラインで開催する。

 立命館大学はスポーツ庁で進めている「女性アスリートの育成・支援プロジェクト」に参画。「ジュニア女子選手のパフォーマンス向上とスポーツ傷害予防トレーニングの創発プラットフォームの構築 -ネットワークを活用した最先端の「知」の共有と次世代型指導者の育成システム-」というプロジェクトに取り組んでいる。

 今回のシンポジウムでは、女性特有の問題に関して産婦人科医による講演やスポーツ傷害の予防的観点から理学療法士による事例を紹介するなど、ジュニア期にあたる中学・高校生年代の女性アスリートのスポーツ傷害予防やコンディショニング方法の知見を発信する。

 オンラインシンポジウムは2022年2月12日(土)14:00~16:00に開催する。スポーツ傷害予防やコンディショニングに関心のある人など、事前登録すれば誰でも無料で参加できる。定員1,000名。

参考:【立命館大学】■オンラインシンポジウムのご案内■ 中学・高校年代の女性アスリートを取り巻く環境とは 「次世代型女性ジュニアアスリートのスポーツ傷害予防に向けて」

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大学ジャーナルオンライン編集部

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