千葉県柏市柏の葉の千葉大学柏の葉キャンパスに球技のラグビー発祥校として知られる英国の名門インターナショナルスクール「ラグビー日本校」が開校することになり、ラグビースクールインターナショナル、ラグビースクールジャパン設立準備財団、千葉大学、CEAMS合同会社、三井不動産が基本協定書に調印した。
千葉大学によると、基本協定書は2021年7月に締結した基本合意書に基づき、関係者相互の連携・協力に向けた基本的な枠組みを定めるのが目的。開校は2023年の予定で、三井不動産が校舎などの整備を進める。千葉大学は学生や生徒、教職員の相互交流を進めるとともに、教育研究、社会貢献面で協力する。
ラグビー校は1567年の創立。英国の伝統的パブリックスクール「ザ・ナイン」の一角を占める名門校で、ラグビーが生まれた場所として知られる。海外進出は2017年開校のタイ・バンコク校に続いて2校目となる。
千葉大学は三井不動産が開発を進める柏の葉スマートシティ内に園芸学部が入った柏の葉キャンパスを設置している。その一部にラグビー校が入る。柏の葉スマートシティは環境、長寿、新産業創造という大きな課題解決を実証する実験都市で、千葉大学以外に東京大学や国立がん研究センター、ショッピングモールのららぽーとなどが進出している。
参考:【千葉大学】Rugby School Japan開校に向けて「(仮称)ラグビースクールジャパン設置及び運営に関する基本協定書」を締結しました