2022年3月2日、城西国際大学にチェコ共和国駐日特命全権大使のMartin TOMČO(マルチン・トムチョ)氏が来訪し、チェコ語教育に力を入れる城西国際大学の取り組みについて杉林堅次学長と意見交換を行った。また、2022年8月からチェコの大学で学ぶ予定の千葉悠々華さん(国際人文学部国際交流学科2年)とも面談した。

 城西国際大学は中欧研究所を擁し、チェコ共和国をはじめ、ハンガリー、ポーランド共和国といった中欧ヨーロッパ地域の語学・文化教育に力を入れている。特にチェコ語を学べる大学は国内に数校しかなく、国際大学として貴重な学びの機会を提供している。

 また、城西国際大学でチェコ語・チェコ文化教育を担当するダニエラ立古(りゅうご)兼任講師は、その功績を認められ、2021年10月にチェコ共和国外務省から「Gratias agit賞」(Gratias agit;ラテン語で“感謝”)を贈られている。こうした縁が発端となり、今回のトムチョ大使の来訪が実現した。

 この日、トムチョ大使は杉林学長に「チェコ語の貴重な教育の場を提供いただいていることに、深く感謝します。チェコには多くの日本企業が進出しており、関係性をさらに強化するためにも、両国の窓口となる人材の育成にも期待しています」と話し、さらに、チェコからの留学生の受け入れへの協力も呼びかけた。杉林学長は「日本が中欧地域の文化や歴史から学ぶべきことはたくさんあります。チェコ語を専攻する学生を増やすとともに、チェコからの留学生もこれまで以上に受け入れていきたく思っています」と応じた。   

 トムチョ大使はチェコ留学を控えた千葉さんとも面談し、「チェコにはさまざまな歴史的建築物や博物館があり、大変美しく、安全な国です。現地での滞在を楽しみ、チェコの文化に触れてください」と、コロナ禍に加え、国際情勢が不安定な中で留学準備を進める千葉さんを慮った。

 千葉さんのチェコへの留学は2021年秋の予定だったが、コロナ禍の影響で延期。2022年8月から10カ月間、チェコ第2の都市・ブルノにある協定校マサリク大学で交換留学生として学ぶ。千葉さんは「現地では語学の習得だけでなく、日本文化や日本映画に関する授業にも参加し、日本人としての視点で議論に加わりたいです」と決意を新たにした。

 城西国際大学では、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、約2年間にわたり学生の海外留学を中止していたが、この2月から再開することになり、第一陣として韓国とカナダへ16名の学生を送り出した。今後も状況を注視し、安全に十分配慮しながら、派遣数を増やしていく。

参考:【城西国際大学】駐日チェコ大使が千葉東金キャンパス来訪 チェコに留学予定の学生を激励 

城西国際大学

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1992年に開学した城西国際大学は、7学部を擁する総合大学として発展。開学当初からグローバル教育を推進し、現在では世界の約200大学と交流しています。充実した語学教育や留学制度などを通して、グローバル社会で活躍するための素養を身につけています。2022年度より[…]

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