京都大学は高大接続・高大連携活動の一環として開催している高校生対象の体験型科学講座「ELCAS」の新規受講生募集を始めた。2022年度は8月に開講予定で、宇宙や遺伝子、薬学など幅広い講座が企画されている。
京都大学によると、講座は対面式授業とオンライン授業を併用した講義型A、対面式の講義型B、演習型の3種。講義型Aは8月20、24の両日、講義型Bは8月20、24、25の3日間、百周年時計台記念館の国際交流ホールで実施する。演習型は8月23~26日のうち、講座によって1~3日間、吉田キャンパスほか指定の場所で実施する。
講義型Aは「中国古典研究入門」「アインシュタインの3つ目の夢」など10講座。講義型Bは「『思考する』ことを思考する」「あなたが創るゲノム時代の未来」「『本当に避難できる!』避難計画を考える」の3講座、演習型は「比較メディア論」「美術品の見方を学ぶ」など8講座を予定している。
受講対象者は全国の高校1、2年生、中等教育学校後期課程の4、5年生。定員は講義型Aが各講座100人(うち対面式授業30人)、講義型Bが各講座5人、演習型が各講座1~5人。受講希望者は京都大学ホームページのウェブ登録フォームで登録のうえ、応募書類を郵送する。詳しくは各講座の開催要項を確認のこと。
講義型Bと演習型は応募書類で選考し、7月1日に高大連携・入試広報ポータルサイトで合格者を発表する。講義型Aは定員に達し次第、受付を終了する。