早稲田大学は、50円で学生に提供する朝食「五重マル50円朝食」を、早稲田キャンパス「大隈ガーデンハウス」で、2017年11月13日から17日までの期間限定で実施している。

 現在、「朝食を欠食する若い世代の割合が24.7%(約4人に1人)」といわれ注目されている。そこで早稲田大学は、学生の食生活改善に対し、協賛企業4社(いなば食品株式会社・株式会社ジェーシー・コムサ・森永乳業株式会社・一般社団法人青森県りんご対策協議会)から商品を提供してもらう「産学共同形式」によって、「50円朝食」を実現させた。2016年11月に実施した“体を温める具だくさんスープ”をテーマとした「50円朝食」が連日完売となり大好評だったことから、2016年に引き続いて開催することとなった。

 今回提供された「50円朝食」の メニューは以下のとおり。
・いなば食品 「カレーシリーズ」 「3種のお豆のチリコンカン」など
・ジェーシー・コムサ 「手のばしナン」
・青森県りんご対策協議会「青森県産りんご」
・森永乳業「ラクトフェリンヨーグルト」

 バランスのとれた朝食メニューを150食限定で提供し、初日となった2017年11月13日には、早朝から50円朝食を求める学生が行列をつくった。

早稲田大学

研究・教育・貢献を3本柱に、「世界で輝くWASEDA」をめざし改革

早稲田大学は、「学問の独立・学問の活用・模範国民の造就」の3つの建学の理念に基づき、答えのない課題に挑む礎となる力を全学生が磨ける比類ない環境を整備。揺るぎない国際競争力を備えた世界トップクラスの大学「世界で輝くWASEDA」をめざし、「研究の早稲田」「教育の[…]

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