2022年11月、千葉商科大学人間社会学部の卒業生80名が、千葉県山武市より「山武市応援隊」に委嘱された。在学中に取り組んでいた山武市の認知度向上および地域活性化の活動を社会に出て新たなステージから推進する試みで、今後、在学生たちから成る「山武市応援“学生”隊」のサポートや山武市の継続的な魅力発信を行っていく。
人間社会学部は学部設立当初の2014年から山武市と協働を始め、2021年11月に山武市の地域活性化を目的とした連携・協力協定を締結。2021年度は53名、2022年度は76名が「山武市応援“学生”隊」に任命され、現在、2年生の学生1名が山武市役所で長期インターンシップに参加し、SDGs普及のため業務を行っている。
活動内容は山武市のPR動画作成、山武市応援学生隊のwebページ開設、TwitterやInstagram での発信、山武市の農産物を使った商品開発、道の駅「オライはすぬま」や無印良品「つながる市」での商品PR・販売など多岐にわたる。
また、メンバーである勅使河原隆行教授のゼミナールの学生たちは山武市の農産物を使用したドレッシングやビールなど地産地消の商品開発も手掛けており、すでに販売中のドレッシングに加えて、11月に「青パパイヤドレッシング」、12月上旬に「愛のみかんドレッシング」を道の駅「オライはすぬま」にて販売する。今後は、山武市の日東珈琲株式会社千葉工場で焙煎している農薬・化学肥料不使用の「森のコーヒー」を使用した珈琲ビールを2022年度内に開発する予定だ。