2023年3月13日、東京大学と帝京大学は、両大学の研究面での連携及び協力を推進するため包括協定を締結した。

 大学は、我が国の成長のエンジンとして、個々の強み・特色を活かしつつ、国立・私立の設置形態の枠を超えた研究協力、人材交流、人材育成等の連携及び協力が求められている。都心内立地の利便性を活かして従前から研究協力、人材交流等を実施してきた東京大学と帝京大学は、包括協定の締結を契機として、更なる連携・協力の深化を図り、学際・文理融合等の学問分野の広がりを目指すとともに、多様な人材を育成することにより、より良い未来社会の形成に貢献することを目指す。

 連携及び協力を推進するのは、「共同研究等の研究協力」「人材交流」「人材育成」「その他、本協定の目的を達成するために必要な協力」以上4項目。具体的な取組みとしては、脳科学・ニューロインテリジェンスの分野における、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)と帝京大学先端総合研究機構(ACRO)を中心とした共同研究や人材交流、人材育成。その他の分野においても、総合大学である両大学の強み・特色を活かした分野で連携活動を積極的に展開することにより、科学技術・学術の振興および地域社会・国際社会への貢献を目指す。

参考:【東京大学】国立大学法人東京大学と学校法人帝京大学の連携及び協力に関する包括協定の締結について(お知らせ)

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