埼玉工業大学キャリア支援センターは、ベトナム(ダナンとホイアン)での短期海外リーダーシップ研修(LETSベトナム)を2022年度に3年ぶりに再開。夏と春の2回実施し、過去最多となる年間計36名の3年生が参加した。また、他大学からも6名の学生が合同で参加した。

 この研修は、日本で唯一の仏教系工業大学である埼玉工業大学が、就活に臨む前の3年生を対象に、グローバルな視点でリーダーシップを養い、多様性の文化を体験的に学ぶ「LETS(Leadership Education Training program for Students)」として実施している、アジアの仏教国での短期海外研修。2016年度からこれまで計13回実施し、埼玉工業大学の学生計191名がベトナム、カンボジア、スリランカなどで研修を行っている。

 2022年度は、コロナ禍で中断していた海外渡航を3年ぶりに再開。1回目は夏休み期間の2022年8月11日~21日に計25名の学生(他大学:3名)が参加。2回目は春休み期間の2023年3月1日~10日に計11名の学生(他大学:3名)が参加し、年間で計36名の3年生が全学科から参加した。現地では初対面のアジアの仲間とチーム対抗戦やホームステイなどの交流プログラムなどを通して「リーダーシップやチームワーク」を実践的に学び、発展の著しいアジアのいまを体感した。

 参加した学生からは、「この研修で多くのことを体験し、今までの人生で一番濃い10日間となりました。この期間、私は人生で一番頑張ったと言えるくらい本気になれました。そのおかげで悔しい思いも嬉しい思いも一番感じられました。ここで立ち止まることなく学生生活を走り抜けます!!(工学部情報システム学科AI専攻3年)」「研修に参加しなければ学べなかった事がたくさんありました。様々の方から支えてもらっていることを毎日実感し、日々感謝をする事を学びました。(人間社会学部情報社会学科 経営システム専攻3年)」といった感想が聞かれ、有意義な研修となったようだ。

 キャリア支援センターによると、参加した学生は、その経験を活かして就活へ積極的にチャレンジすることにより多くが大手有名企業へ就職しているという。2022年度に参加し、2023年3月に卒業した学生の就職先は、日産自動車、スズキ、住友電気工業、京セラ、セイコーエプソン、太平洋セメント、太陽誘電、キッコーマン、森永乳業、東日本旅客鉄道、東芝インフラシステムズ、富士ソフトなど。

 次回のLETSは、2023年8月にベトナム(ダナン、ホイアン)とインド(グルガオン、デリー)の2コースを予定している。

参考:【埼玉工業大学】キャリア支援センターが短期海外リーダーシップ研修を実施しました

大学ジャーナルオンライン編集部

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