2023年4月26日と27日、東京経済大学は全学部の1年生を対象に、米の無料配付を行った。多くの学生が会場を訪れ、2日目の開始1時間後には在庫がほぼ無くなるほどの好評を得た。この取組みは2022年12月にも全学年を対象に無料配付しており、今回は新生活を始めたばかりの1年生を対象に実施した。

 配付はSDGs学生委員会の学生と学生支援プロジェクトの有志職員によって行われ、運営に携わった学生(現代法3年)は「多くの学生にお米を届けることができた。渡した学生の笑顔を見ることができてやりがいを感じた」と語った。また、米を受け取った学生(経済1年)は「一人暮らしで光熱水費と食費で支出が増えていたのでとても助かる。お米は大好きなので嬉しい」とコメントした。

 東京経済大学では、2023年6月下旬にも物価高に対する支援事業を行う予定。日本学生支援機構の支援事業を活用し、東京経済大学生活協同組合と協力して、食料品の配付と修学に必要な消耗品(文房具・教材)等の費用を援助する目的で、支援対象となる学生に、食料品詰め合わせと図書カードをセットで400名に配付する。

参考:【東京経済大学】物価高に伴う支援~全学部1年生を対象に米を無料配布
物価高に対する支援事業として、食料品と図書カードを配付します

大学ジャーナルオンライン編集部

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