スタートトゥデイグループでファッションを数値化し、科学的に証明するプロジェクトを進めるスタートトゥデイ研究所は、働きながら博士号取得を目指す人を支援する社会人ドクター制度の導入を決めた。
スタートトゥデイ研究所によると、社会人ドクター制度はスタートトゥデイ研究所と共同研究を進める企業の社員や研究室の学生で、スタートトゥデイ研究所の研究に関連する分野で博士号取得を目指す人が対象。共同研究先との研究開発と修学を優先業務とし、給与を支給するほか、修学費用も支援する。
これにより、働きながら学位取得を目指すことができるだけでなく、経済的な不安解消や研究時間の向上によるスキル向上も期待できる。社会人だけでなく、研究室所属の学生も対象に加えることで、学生の就職先への不安や経済負担の軽減が図れるとしている。
スタートトゥデイ研究所は1月に設立されたプロジェクトチームで、スタートトゥデイグループが持つ約1億件の購買データ、約3,000万件のブランド商品データ、約2,300万人のユーザー情報などを基に、ファッションを数値化して科学的に解明する研究を進めている。