電通グループの電通国際情報サービスと東京大学は、ツイッターに投稿される世界中のツイートから仮想通貨市場の変動と関連するものを抽出する機械学習アルゴリズムの共同研究に入った。

 電通国際情報サービスによると、共同研究期間は2019年3月末まで。東京大学からは大学院工学系研究科の和泉・坂地研究室が加わり、成果を研究論文として発表するとともに、仮想通貨以外の領域への応用も検討する。

 仮想通貨の取引市場は拡大を続けているが、従来の金融取引市場のような共通の経済指標が確立されていないなど、健全な市場形成に向けた課題が山積している。利用者が安心して取引するためには、信頼できる情報流通の仕組みが欠かせない。
このため、共同研究では膨大なツイートの中から信頼性が高いと類推される投稿を瞬時に抽出し、可視化できる機械学習アルゴリズムの開発を目指す。

 和泉・坂地研究室は金融分野のテキストマイニング手法の開発が強みで、テキスト情報から金融市場変動の要因を分析する研究を手がけている。電通国際情報サービスは7月から仮想通貨のトレンド情報サービスの実証実験を始めている。
両社がそれぞれの知見を持ち寄ることで世界中にあふれる玉石混交のツイートの中から良質なインフルエンサーを判別し、彼らが注目する市場動向を誰もが参考にできる仕組みづくりにつなげたい考えだ。

参考:【電通国際情報サービス】ISIDと東京大学、仮想通貨市場の変動と関連するツイートを抽出するAIアルゴリズムの共同研究を開始

東京大学

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大学ジャーナルオンライン編集部

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