株式会社ディスコは全国の主要企業を対象に新卒採用活動および2019年3月卒業予定の大学生を対象に、就職活動に関して調査を行った。(各調査の有効回答1,302社/1,159人)。2018年9月3日に経団連の中西宏明会長により表明された採用活動の日程ルール撤廃に関する企業、学生側の意見の調査結果を速報した。

 企業に採用活動の日程ルールが撤廃された場合の自社への影響について聞くと、優秀な学生の採用については、「採用しづらくなると思う」が64.7%、必要な採用数の確保については、「確保しづらくなると思う」が65.0%で最多だった。

 一方、学生に就活日程ルールの必要性について聞いたところ、「ルールは必要だが、今の日程でなくても良い」46.5%、「今のルールが良い」24.2%となり、7割以上の学生が何らかのルールは必要であると考えていることがわかった。
また、就活の日程ルールがない場合、就職活動を開始したい時期については、最多が「大学3年生(修士1年生)の4月」12.2%、次いで「大学4年生(修士2年生)の4月」が11.3%。就活を終了したい時期は「大学4年生(修士2年生)の4月」が21.1%、次いで「大学4年生(修士2年生)の6月」が19.9%だった。

参考:【株式会社ディスコ】速報:就活日程ルール撤廃による企業・学生の影響は? 採用活動に関する調査<内定動向調査>(2018年10月発行)/学生モニター調査結果(2018年10月発行)より

大学ジャーナルオンライン編集部

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