叡啓大学では、1年次の3学期以降リベラルアーツ科目などの授業を英語で受けられるレベルに達するよう、春入学後、半年間の「Intensive English Program(IEP:英語集中プログラム)」を実施している。2023年8月7日、本プログラムの最終成果報告として、1年生が作成したポスターをもとに英語でプレゼンテーションを行った。

 広島県公立大学法人叡啓大学は2021年4月開学。卒業に必要な124単位のうち62単位以上は英語で単位を修得することを条件としており、留学生向けプログラムなど一部の科目を除き同一科目を英語と日本語両方で開講するため、全ての授業を英語により履修し卒業することが可能だ。

 こうした英語での授業受講に向け、少人数・習熟度別(初級・中級・上級)にクラスを編成し、英語のみを使用することで、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング、プレゼンテーション力を鍛えるIEPを1年次の1学期と2学期に実施している。

 最終プレゼンテーションに向けて1年生たちは、「SDGsに関すること」「興味のあること」「実現可能なこと」の3つのテーマから1つ選び、2~3人のグループに分かれ、約2週間かけて準備し、当日は、作成したポスターをもとに観覧者に英語でプレゼンテーションを行った。中には、バナナから紙を作り、資源をリサイクルする事例を発表したグループもあった。また、ポスター発表には教員も参加しており、「ウェルビーイング」「水質」「教育の改善」「社会問題」についての研究発表を行った。

 会場を訪れた2、3年生や教職員は、1年生のスピーキング力の上達に驚き、また、未来をより良くするためのアイデアに溢れたプレゼンテーションの内容にも感心していた。

参考:【広島県公立大学法人 叡啓大学】IEP最終成果報告~Visions of a Sustainable Future Conference~

叡啓大学

新たな価値を創り出し,社会にイノベーションを起こす。未来をデザインする力を育成

2021年4月に開校した叡啓大学は、教育理念「先行き不透明な社会経済情勢の中で、地域社会や世界に貢献する高い志を持ち、解のない課題に果敢にチャレンジし、粘り強く新しい時代を切り開いていく人材」育成をめざす新しい県立大学です。日英言語で授業を行い、SDGs(持続[…]

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