静岡理工科大学は2023年12月16日(土)に実施する「公募制給費奨学生選抜」について、出願手続きを簡略化し、採用枠を最大30名に拡大。より多くの志望者が受験しやすい試験に変更する。

 「公募制給費奨学生選抜」は、合格者には返済不要で年間授業料50万円、4年間で最大200万円が給付されるというもの(学年末に更新審査、継続条件は在籍学科の成績上位25%以内)。理工学部の機械工学科、電気電子工学科、物質生命科学科、建築学科、土木工学科と情報学部で募集する。

 この「公募制給費奨学生選抜」制度、2024年度からは、これまで必要だった「高校の推薦書」と「高校の成績による出願要件」が不要となる。他大学との併願も可能。また、3名だった「年間授業料50万円給費奨学生」の採用枠を最大30名と大幅に拡大した。「高校の推薦書」が提出不要となったことで、年明けに行われる「一般選抜」前の力試しとして受験することも可能になる。

 出願期間は2023年11月27日(月)から 12月7日(木)正午まで。数学と英語の学力試験と書類審査、活動報告書で選考を行う。入学金の納入期限は一般選抜(前期)の合格者と同じく2024年2月26日、授業料納付期限は3月4日(月)となっている。詳しくは静岡理工科大学受験生サイトを参照のこと。

参考:【静岡理工科大学】12月給費奨学生選抜が変わります

大学ジャーナルオンライン編集部

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