立命館アジア太平洋大学(APU)と株式会社JTBは、人材育成や教育プログラムの開発を通じ、地域振興、学術研究への貢献、ならびに社会の発展に寄与することを目的として、包括連携協定を締結した。
世界と日本・地域を結ぶ「大学の内部に留まらない国際化」の推進が求められる中で、地域社会と一体となったグローバル人材の育成・定着の促進やその基盤となる多様な人材が活躍できる共生社会の実現に向けた取り組みを通じ、大学全体の国際化を推進することが社会から求められている。
APUとJTBは、今回の連携により、APUが持つ「多文化共修・ダイバーシティ&インクルージョン」人材育成などの大学としての強みと、「産官学ネットワーク」に強みを持つJTBとの間で包括連携協定を締結し、双方が保有する知見を活用した教育プログラムの開発と普及を行うことで多文化共生社会の推進を行う。また、世界を変える人材の育成や、よりよい地域、社会、国をつくろうとする志と行動をともに推進し、別府を起点に大分、九州、日本、世界を活気づける原動力となることを目指す。
具体的には、中高大連携プログラム、社会人リスキリング教育プログラム、ソーシャルインパクト創出に寄与するプログラム、多様な人材が活躍できる共生社会の実現に向けたインクルーシブ教育プログラムの開発などに共同で取り組む。
参考:【株式会社JTB】JTBとAPU(立命館アジア太平洋大学)が包括連携協定を締結~グローバル人材の育成や教育プログラムの共同開発を実施~