シュプリンガーネイチャー、東京大学、東京大学未来ビジョン研究センターの共催で、2024年2月27日(火)に、SDGsシンポジウム2024「サステナビリティ(持続性)に向けたプラネタリーヘルス:健康な地球のための革新的な解決策をめざして」を東京大学山上会館とオンラインにより開催する。

 現在、プラネタリーヘルス(地球の健康)の深刻な危機が懸念されている。人間社会の健康と、私たちが依存している自然システムのバランスが更に損なわれれば、私たち自身と将来の世代に壊滅的な事態をもたらすことが危惧されている。

 SDGsシンポジウム2024では、プラネタリーヘルスとサステナビリティの交差する領域を探求する。SDG3(良好な健康と福祉)、SDG13(気候変動対策)、SDG15(陸の豊かさ)、SDG2(飢餓ゼロ)の接点における研究を焦点とし、インパクトのある革新的なサステナビリティ関連研究を行おうとする若手研究者にとってアイデアや視点を提供する場となる。プラネタリーヘルスとSDGsの接点で活躍する国内外の著名な研究者、ならびに学生や若手研究者を招き、それぞれの研究がどのようにこれらの多面的な現象を説明し、社会的インパクトに富んだ公平な解決策を生み出すことができるのか、積極的な議論を行う。

 シンポジウムでは、渡辺知保氏(長崎大学 熱帯医学・グローバルヘルス研究科教授、プラネタリーヘルス学環長)、マグダレーナ・スキッパー氏(Nature編集長、Nature Portfolioチーフ・エディトリアル・アドバイザー)による基調講演のほか、パネルディスカッションなどが開催される。

<SDGsシンポジウム2024「サステナビリティ(持続性)に向けたプラネタリーヘルス:健康な地球のための革新的な解決策をめざして」>
日時: 2024年2月27日(火)
内容:基調講演・Plenary・パネルディスカッション(14:30-17:40)
   学生ポスターセッション・ネットワーキングイベント(17:50-19:30)
会場:東京大学山上会館(東京大学本郷キャンパス)、オンライン (Zoomウェビナー)
言語:英語 (日本語の同時通訳)
申込:専用フォームより申し込む。東京大学会場は現在満席のため、席が用意できた場合は2/20以降に申込フォームを再開する
参加費:無料

参考:【シュプリンガーネイチャー】SDGs symposium 2024 – サステナビリティ(持続性)に向けたプラネタリーヘルス:健康な地球のための革新的な解決策をめざして

東京大学

明治10年設立。日本で最も長い歴史を持ち、日本の知の最先端を担う大学

東京大学は東京開成学校と東京医学校が1877(明治10)年に統合されて設立されました。設立以来、日本を代表する大学、東西文化融合の学術の拠点として、世界の中で独自の形で教育、研究を発展させてきました。その結果、多岐にわたる分野で多くの人材を輩出し、多くの研究成[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。