東北福祉大学は、2025年4月、新たに「共生まちづくり学部 共生まちづくり学科」を開設する(設置構想中)。なお、設置計画は予定であり、内容が変更となる可能性がある。
「共生のまちづくり」とは、誰もが可能性を広げることができ、身体的にも精神的にも社会的にも豊かになれる、みんなが暮らしやすいまちづくり(ウェルビーイングな状態を実現できるまちづくり)のこと。学部名称に「まちづくり」が入るのは、國學院大學が2022年4月に開設した「観光まちづくり学部」以来2例目となる。
「共生まちづくり学部 共生まちづくり学科」では、「地域経済・経営領域」「観光・文化領域」「社会起業・地域創生領域」、3つの領域の学びをいかして、地域課題に対応し、新しい「共生のまちづくり」を追究、実践する。現代の地域課題に対応した複合領域の知識と地域フィールドでの実践的な学びを通して、地域の社会・文化、イノベーションやアントレプレナーシップ、AI等を含むICTなどの実践的知識を修得する。初年度納付金1,268,200円、取得学位は学士(産業福祉学)。入学定員は120名で、うち20名は応用福祉学連係教育課程となっている。