城西国際大学では、保健・医療・福祉をひとつのチームとして捉え、横断的に学べる教育を取入れている。2025年4月からは、これをもう一歩進めて、看護学科、理学療法学科、医療薬学科、福祉総合学科を一体化させた「健康科学部(仮称)」を新設する(設置構想中)。

 日本の大学では、入学時に専門分野を選ぶことが主流で、他の専門分野の理解が及びにくい状況にある。城西国際大学では国際大学として教育のガラパゴス化にならないように、全国に先駆けてグローバルスタンダードを取り入れ、看護学科、理学療法学科、医療薬学科、福祉総合学科を一体化させた「健康科学部(仮称)」を新しく設置することにした。

 海外の保健医療系の大学では、初年次に基礎教育を受け、その後、各自が専門分野を選択するスタイルが一般的となっている。タイ、マレーシア、最近では中国などアジア圏の大学においても同様で、これは、各専門分野を理解することで形成されるチーム医療の価値が背景にある。

 「健康科学部(仮称)」では一つの専門分野にとどまらず、地域の保健・医療・福祉から先端医療まで多岐にわたる視点を持って問題解決能力を養うとともに、他の専門分野が協力してアプローチできるプロフェッショナルな人材育成を目指す。それに向けて、保健・医療・福祉の専門分野同士が協同する独自の多職種連携教育、総合大学の強みを活かした幅広い一般教養科目による学びの選択、国際大学の経験を取り入れた海外のチーム医療を学ぶ研修、そして、チーム医療に不可欠な保健・医療・福祉DX教育などを積極的に展開する予定。

参考:【城西国際大学】「健康科学部(仮称)」を2025年4月開設予定(設置構想中)

大学ジャーナルオンライン編集部

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