千葉工業大学は千葉県印旛郡の酒々井町(しすいまち)、京成電鉄と3者による連携授業を開催し、受講した学生が酒々井町をPRするポスターを制作。京成線61駅等で掲出する。
酒々井町は明治22年の町村制施行で16の町と村が合併して誕生した。その後一度も合併していない「日本で一番古い町」とされる。千葉工業大学、酒々井町、京成電鉄の産官学連携による授業では、2023年9月から12月の間、学年・学科横断で参加した学生たちが、酒々井町の旧跡や地場産業、商業施設等を実際に訪問。そこで感じた長所や魅力に関するマーケティング調査を実施。ポスターのコンセプトやキャッチコピーを組み立てた。
授業の中では、学生同士のグループワークに加えて酒々井町職員や京成電鉄社員との質疑応答やプレゼンテーションも行い、学生たちが、所属学科や年代・出自など様々な角度からの意見を検討しながらコンセプトを練り上げ、ポスターとして酒々井町の魅力を具現化した。
完成したポスターは、酒々井町の町制施行135周年を盛り上げる事と、酒々井町を訪れる人の増加を企図し、京成線61駅(大佐倉、空港第2ビル、成田空港、成田湯川及び北総鉄道の4駅を除く京成線全駅)で2月下旬から4月下旬まで掲出する。また、4月からは酒々井町の公共施設での掲出も予定している。
参考:【千葉工業大学】<千葉工業大学×酒々井町×京成電鉄> 産官学連携による授業を実施 ~学生が制作した酒々井町PRポスターを京成線61駅等で掲出~