学校法人足利大学は、足利短期大学の学生募集を2025年度から停止することを発表した。

 足利短期大学は、1979年の開学以来、「以和為貴」を建学の精神に、教育理念は大乗仏教の教えを根本とし、その実践として「和顔愛語」を掲げ、45年にわたり地域の保育人材育成につとめてきた。これまで、こども学科(旧幼児教育科)3975名、看護学科(旧看護科)844名、専攻科197名の卒業生を輩出。学生のボランティア活動や公開講座などを通じて地域に貢献してきた。

 しかし、18歳人口の減少、4年制大学への進学志向の高まりなどを受け、今後も学生の確保が難しいと判断し、募集を停止することに至った。

 今後は、新入生、在学生への教育活動、進路支援を万全に行い、充実した学生生活が送れるよう取り組む。また、卒業後の各種証明書の発行や、同窓会の諸活動は、学校法人内で責任をもって引き継ぎ、対応する。

 足利短期大学附属高等学校及び足利短期大学附属幼稚園は、校名変更(構想中)のうえ、運営を継続する。

参考:【足利短期大学】足利短期大学 学生募集停止について

大学ジャーナルオンライン編集部

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