総務省は、統計リテラシー向上の取組みとして、“データサイエンス”力の高い人材育成のためデータサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」を2024年9月24日(火)から開講する。現在、参加者募集中。

 「社会人のためのデータサイエンス演習」は、社会人・大学生を対象とした、実践的なデータ分析(統計分析)の手法を学習することができる講座。2016年4月に開講し、これまで延べ約8万7千人が受講している。

 開講期間は9月24日(火)~12月3日(火)を予定しており、1回10分程度×5~7回程度の講義動画で5週にわたって学び、さらに10分程度×11回の補修・演習も実施する。講師は株式会社Rejoui代表取締役の菅由紀子氏ほか。各週の確認テストや最終課題で一定の成績を修めると修了証が発行される。

 受講希望者は、講座紹介用ウェブサイトにおいて「gacco」で受講登録する。登録料と受講料は無料。受講登録は11月25日(月)まで。

<社会人のためのデータサイエンス演習>
第1週:データ分析に基づく問題解決プロセスを紹介
第2週:記述統計によるデータの把握と比較の方法を学ぶ
第3週:2変数の関係や時系列データの解釈について学ぶ
第4週:予測、評価、分析結果の報告と解釈について学ぶ
第5週:ビジネスや組織における活用ポイントを解説
補講:Excel分析演習
特別週:統計解析ソフトRを用いたデータ分析
※2023年10月に実施した講座を再び開講する
 
参考:【総務省】データサイエンス・オンライン講座 「社会人のためのデータサイエンス演習」の受講者募集開始(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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