日本国際学園大学(茨城県つくば市)は2025年度入試より総合型選抜に定時制高校生を対象とする区分を設ける。2024年度からスタートした特別選抜(通信制高校選抜)も総合型選抜に組み込むなど、合計5つの区分を設け、多様な人材を確保する。

 日本国際学園大学によると、2025年度入試より総合型選抜の区分を[総合型][定時制][通信制][グローバルマインド][海外ルーツ]の5つに分け、多様な入試区分から入試形態を選択できるようにする。選抜方法は書類審査に加えて面接やプレゼンテーションなど4つの方法から志願者が選択する。9月から順次、志願受付を進め、12月までに4期にわたって選抜する。詳細は2025年度学生募集要項及び本学ホームページで確認のこと。

 このほか、学校推薦型選抜の指定校推薦での合格者のうち、特に優秀と判断した者を特待生として授業料全額もしくは一部を最大4年間免除する指定校特待生制度や、大学が指定した資格の取得や学業成績で授業料を免除する制度も始める。

 また、海外にルーツを持ち出願資格を満たした志願者が「日本文化・ビジネスモデル」を選択した場合、学費の減免制度を適用し、学生の日本語能力を伸ばし、経済面や語学面で不利とならないよう支援することで、社会に通用するような人材を育成する。

 日本国際学園大学は1925年の東京家政学院を前身に2005年4月、東京家政学院筑波女子大学から筑波学院大学となり2024年4月、茨城県つくば市、宮城県仙台市にキャンパスを構える茨城県初、宮城県初の国際・語学系大学「日本国際学園大学」として誕生した。

 日本国際学園大学は8つのモデル(国際教養・現代ビジネス・コンテンツデザイン・英語コミュニケーション・公務員・AI/情報・国際エアライン・国際ホテル)から学ぶ実践教育で就職に直結する力を身につけ、キャンパスアドバイザーと呼ばれる教員の指導により地方から世界で通用できる人材の育成を目指している。

参考:【日本国際学園大学】【入試】令和7年度 総合型選抜1期[総合型][定時制][通信制][グローバルマインド][海外ルーツ]その他の選抜[帰国生選抜][社会人選抜]エントリー受付開始

大学ジャーナルオンライン編集部

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