椙山女学園大学(名古屋市千種区)は、日進キャンパス(愛知県日進市)にある人間関係学部の機能を、学園創立125周年記念事業の一環としてリニューアルする星が丘キャンパス(名古屋千種区)へ、2028年4月に移転する計画を発表した。

 日進キャンパスは、1977年に日進グランドとして開設し、1987年には人間関係学部を新設。人間関係学部の校舎の他、体育館、多目的グランド、テニスコート、ゴルフ練習場などの施設設備が整えられている。近隣は、文教地区となっており、愛知学院大学 日進キャンパス、愛知淑徳大学 長久手キャンパス、名古屋外国語大学、名古屋学芸大学がある。

 椙山女学園大学の全7学部のうち、人間関係学部(入学定員200名、人間共生学科・心理学科)のみが日進キャンパスとなっており、2028年4月に移転が完了すると、全学部が星が丘キャンパスに集約されることになる。

 星が丘キャンパスには、2027年4 月利用開始を目標に、東山遊園株式会社と協働して星が丘ボウル跡地の一角に「Cross Gate」をコンセプトとした新棟を建設し、新棟建設後には星が丘キャンパスの既存施設のリニューアルにも着手する計画となっている。

 なお、人間関係学部移転後の日進キャンパスの活用方法については未定で、詳細が決まり次第、発表する予定。

参考:【椙山女学園大学】星が丘キャンパスのリニューアルプロジェクトを開始します 2027年4月利用開始を目標に星が丘ボウル跡地に情報社会学部が入る大学施設を建設 2028年4月に人間関係学部(日進キャンパス)機能を 星が丘キャンパスへ移転する計画(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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