京都橘大学は、2025年7月18日(金)、AI研究者である松原仁教授が取り組む多彩なプロジェクトやAIロボティクスの魅力をまとめた特設サイト「ヒトシの部屋」にて、新企画『ヒトシのナカマ』の配信を開始した。本企画は、2026年4月に新設予定の工学部ロボティクス学科に就任予定の教員陣を紹介する内容となっている。
松原教授はこれまで、人とAIで手塚治虫の”新作漫画”を制作した「TEZUKA2020」、AI作家による小説で「星新一賞」入賞を目指す「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」、ロボカップの創設など、ユニークなプロジェクトを進めてきた。「ヒトシの部屋」では、これらのプロジェクトを将棋・小説・漫画・ゲーム・スポーツ・観光の6分野の視点で紐解くほか、対談やコラム、動画などさまざまなコンテンツを展開してAIロボティクスの面白さ、未来の可能性を伝えている。
今回、『ヒトシのナカマ』の第一弾では、工学部ロボティクス学科長に就任予定の小野哲雄教授が登場する。小野教授は、人間とエージェント(自律的なキャラクターやロボットなど)の自然で効果的なコミュニケーションを探求するヒューマンエージェントインタラクション(HAI)という分野を、世界に先駆けて切り拓いてきたAIエージェント研究の第一人者。本企画では、AIエージェントがデバイス間を乗り移りユーザーをサポートするシステムの研究「ITACOプロジェクト」を中心に、ロボット研究に取り組む理由や、人間への興味から始まった研究生活、ロボティクス学科の目指す方向性などについて松原教授と語り合っている。
※工学部ロボティクス学科は仮称、2026年4月開設予定(設置構想中)。計画内容は変更となる場合がある。