株式会社マイナビは、2020年卒業予定の全国の大学生、大学院生7,342名を対象に、AI推進社会の中で、自身の働き方をどう考えているのか等を聞く「マイナビAI推進社会におけるキャリア観に関するアンケート」を実施。その調査結果の一部を公表した。

 調査によると、将来的のIT人材不足が嘆かれる中、全体で75.4%の学生が「AI・IT関連の職種を志望しない」と回答。職種との関連性が高い理系学生においても、理系男子67.1%、理系女子81.0%が志望しないと回答した。

 AI・IT関連の職種の中で志望度が高いのは、「システムエンジニア(12.9%)」「プログラマー(7.8%)」「ITコンサルタント(6.5%)」。最近注目を集めている、蓄積された膨大なデータを分析してビジネスに生かす「データサイエンティスト」を志望する学生も3.3%いた。

 AI推進の社会でAIとどのように働いていきたいと考えているかについては、「AIを活用して仕事の効率化を図りたい」と考えている学生が43.6%と最も高かった。文系女子・理系女子は「AIに代替されない仕事に就きたい」「AIを使えなくても新しい環境に順応したい」と考える割合が文系男子・理系男子に対して高く、一方で、文系男子・理系男子は「AIを活用して新しい仕事をつくりたい」と考える割合が文系女子・理系女子に比べて高かった。

 AI・IT関連の職種を志望する学生に、志望する上で困難に感じることをきくと、「どの程度プログラミングスキルを求められるのかわからない」と回答する割合が61.1%と最も高かった。次いで「選考で見られているポイントがわからない(25.5%)」、「AI・IT関連の職種で必要とされる能力がわからない(24.4%)」と続いた。新卒採用においてAI・IT関連の職種を募集する企業側は、学生に、具体的な業務内容や必要とされるスキル等を明確に示す必要がありそうだ。

参考:【株式会社マイナビ】<特別調査>「マイナビ AI推進社会におけるキャリア観に関するアンケート」を発表

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大学ジャーナルオンライン編集部

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