文部科学省は全国の大学14校、短期大学1校から6月末に認可申請された入学定員増減に関する学則変更について大学設置・学校法人審議会に諮問した。医療創生大学の心理学部設置、金沢学院大学の経営情報学部改組など。

 文科省によると、学部を新設するのは医療創生大学と関西国際大学。医療創生大学は入学定員60人の心理学部を新設、臨床心理学科を設ける。関西国際大学は神戸山手大学との統合で入学定員210人の現代社会学部を新設する。総合社会学科と観光学科の2学科がある。

 学部を改組するのは金沢学院大学と武庫川女子大学で、金沢学院大学は経営情報学部を改組し、入学定員190人の経済学部、70人の経済情報学部を置く。経済学部には経済学科と経営学科、経済情報学部には経済情報学科を設ける。
武庫川女子大学は生活環境学部を改組して入学定員295人の食物栄養科学部、85人の建築学部を新設する。食物栄養科学部には食物栄養科学科、食創造科学科、建築学部には建築学科、景観建築学科を置く。建築学部の設置は女子大学で初めて。

 このほか、東京福祉大学の心理学部、鈴鹿医療科学大学の看護学部、森ノ宮医療大学の保健医療学部、志學館大学の人間関係学部などが入学定員を増やすほか、安田女子大学は現代ビジネス学部に公共経営学科を設ける。

参考:【文部科学省】令和元年6月末申請の収容定員の増加等に係る学則変更認可の諮問について

大学ジャーナルオンライン編集部

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