京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオ放火事件で、京都精華大学は同市左京区の京都精華大学本館と同市中京区の京都国際マンガミュージアムで京都アニメーションの復興とアニメ文化の継承を目的とした募金活動を始めた。具体的な寄付先は今後、公表する。

 京都精華大学によると、同大学にはマンガ学部アニメーション学科があり、映像表現について広く教育、研究を進めているだけでなく、京都市と共同で京都国際マンガミュージアムを運営している。さらに、複数の卒業生が京都アニメーションに進んでいる。

 このため、ウスビ・サコ学長は「被害者に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、あまりの理不尽さに深い悲しみと憤りを禁じ得ない」とするコメントを発表した。募金箱は大学本館などに置かれているが、今後別の寄付金募集についても検討している。

 京都府警の調べによると、京都アニメーションの放火事件は18日朝、犯人が1階部分にガソリンをまいて火をつけたとみられる。当時、スタジオ内に約70人がいたとされるが、このうち34人が死亡、負傷者が34人に上る。放火したとみられる男も手足にやけどを負うなどして命の危険がある重篤な状態で、大阪府内で治療を受けている。

 京都アニメーションは京アニの愛称で知られ、「けいおん!」、「涼宮ハルヒの憂鬱」などの人気アニメを手掛けている。

参考:【京都精華大学】「京都アニメーション」火災について

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大学ジャーナルオンライン編集部

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