筑波大学は2020年4月からすべての大学院課程を学位プログラム制に改める。これに伴い、6研究科、85専攻を3学術院(研究科相当)、6研究群(専攻相当)に再編する。大学院組織のすべてを学位プログラム制に移行するのは日本で初めて。

 筑波大学によると、学位プログラム制は学位取得に当たり、どのような能力を習得すべきかを明示したうえで、体系的に設計した教育プログラムを指す。学位プログラム制に移行すると、
・学位の種類や名称が国際的に通用する形に改められる
・教育目標がより明確化される
・教育課程が体系的、組織的に整理される
-などのメリットが考えられる。筑波大学はこのシステムを生かし、急激な変化を遂げる現代社会のニーズに対応した人材を養成する。

 これに伴い、人文社会科学研究科とビジネス科学研究科を人文社会ビジネス科学学術院、数理物質科学研究科、システム情報工学研究科、生命環境科学研究科を理工情報生命学術院、人間総合科学研究科、図書館情報メディア研究科、教育研究科を人間総合科学学術院に改組する。

 同時に、人文社会ビジネス科学学術院に人文社会科学研究群、ビジネス科学研究群、理工情報生命学術院に数理物質科学研究群、生命地球科学研究群、人間総合科学学術院に人間総合科学研究群を置く。これにより、組織の壁を取り払い、柔軟な教育課程の編成を実現するとしている。

参考:【筑波大学】大学院課程を学位プログラム制へ全面移行(2020年4月~)(PDF)

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筑波大学

文系、理系から体育、芸術にまで及ぶ学問を探求し、学際融合、国際化への挑戦を建学の理念とする未来構想大学。

筑波大学は1872(明治)年に開校されたわが国初の師範学校が始まりです。その後、昭和48年に移転を機に東京教育大学から筑波大学へと変わりました。現在の教育体制は9学群、23学類ですが、学生は枠組みを超えて講義を受けることができ、創造的な知性と豊かな人間性を備え[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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