千葉、新潟、金沢、岡山、長崎、熊本の6国立大学で構成する国立六大学連携コンソーシアム教育連携機構は、東京都港区芝浦のTKP田町グランパークカンファレンスで大学、高校関係者ら約120人を集めて大学入試での主体性評価をテーマとしたシンポジウムを開いた。

 長崎大学によると、コンソーシアムで入試専門部会長を務める長崎大学の塚元和弘理事のあいさつに続き、文部科学省高大接続改革プロジェクトチームの加藤善一専門官が「大学入試における主体性等の評価について」、教育情報管理機構の尾木義久氏が「電子調査書とジャパンeポートフォリオについて」、順天中学校・高校の長塚篤夫校長が「高校における主体性等の育成について」と題して講演した。

 このあと、筑波大学の大谷奨アドミッションセンター長が筑波大学の主体性評価、長崎大学の吉村宰大学教育イノベーションセンター教授が一般選抜での調査書活用と面接の実施に関して事例報告した。

 これを受け、早稲田大学教育・総合科学学術院の濱中淳子教授が「現在の主体性に対する議論は制度や技術的側面に集中しすぎている。もっと大きな観点から主体性を評価すべきでないか」と指摘した。

 最後の全体討論では、新しい調査書の記述やジャパンeポートフォリオとの関係、大学側の主体性評価などについて、高校と大学それぞれの立場から熱心な議論が交わされた。

参考:【長崎大学】国立六大学連携入試事業シンポジウムを開催

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大学ジャーナルオンライン編集部

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