大学スポーツ協会加盟の大学が31競技の成績で大学ナンバーワンを競う競技横断大学対抗戦・ユニバスカップ2019-20の14日現在の総合順位が発表され、全国大学ラグビー選手権大会で優勝した早稲田大学が12,023ポイントで2位の日本体育大学(5,889ポイント)を大きく引き離して首位を独走、総合1位を確定している。
大学スポーツ協会によると、早稲田大学、日本体育大学に続く3位に5,795ポイントの東海大学、4位に3,617ポイントの立命館大学、5位に3,247ポイントの近畿大学が入っている。以下、上位10傑は山梨学院大学、中京大学、福岡大学、大阪体育大学、専修大学と続く。
今回のユニバスカップは大学スポーツ協会が3月に発足したのを受けた第1回大会。2019年6月に開幕した全日本大学野球選手権を皮切りに、テニス、ボート、柔道など31競技の全国大会を指定大会とし、総合成績で順位を争っている。
これまでに29の大会が終了しており、残りは2020年2月の全日本学生スキー選手権大会と3月の全日本学生グライダー競技大会だけ。獲得ポイントの大きな大会が残っていないため、早稲田大学が総合1位になる。成績上位の大学は年度末に表彰される。
ユニバスカップは、これまで競技ごとの大学日本一決定戦しかなかった大学スポーツをさらに盛り上げようと企画された大会で、大学スポーツ人気浮上の起爆剤となることが期待されている。