立命館アジア太平洋大学国際経営学部は、2019年12月25日、フランスのNEOMAビジネススクールとダブルディグリー・プログラムに関する協定を締結した。同大学国際経営学部にとって初のダブルディグリー・プログラムであり、NEOMAビジネススクールにとっても日本の大学とのダブルディグリー・プログラムを実施するのは初めて。

 NEOMAビジネススクールは、パリのシャンパーニュ地方にキャンパスを構え、経営学分野で最も権威ある3つの国際認証(AACSB、AMBA、EQUIS)を取得するなど国際的な評価の高い大学として知られる。100カ国以上の学生が集い、外国籍教員が半数を占めるなど立命館アジア太平洋大学との共通点も多い。

 今回のプログラムでは、互いの大学に約2年間ずつ正規在籍し、両大学で展開する世界水準の教育カリキュラムで学び、卒業時には両方の学士を同時に取得する。長期間の留学経験が卒業後の高い評価に繋がるだけでなく、異なる教育システムで学ぶことで、世界に通用する多角的視野と教養、思考力を身に付けることを目指す。

 第1期生の派遣は2020年9月から。2019年9月・2020年4月の入学者を対象に、2020年2月頃の募集を予定している。なお、プログラム受講生に対しては、学費は立命館アジア太平洋大学のみで、NEOMAビジネススクールへの支払いは発生しない。

参考:【立命館アジア太平洋大学】フランスのNEOMAビジネススクールとダブルディグリー・プログラムの協定を締結

大学ジャーナルオンライン編集部

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