近畿大学は、新型コロナウイルス感染症が国内で拡大している現状に鑑み、2019年度(令和元年度)卒業式と2020年度(令和2年度)入学式の開催の中止を決定した。また、3月に予定していたオープンキャンパスも中止する。

 近畿大学では、卒業式・入学式の開催に関して、医学部の感染症の専門家からの提言も受け、十分な感染症対策を施した上での開催を検討していた。しかし、日本国内で日々感染者が増えていく中、マスクや消毒液の一定の備蓄はあるものの、現在のように更なる入手が困難な状況では、十分な感染症対策を施すことができないと判断。学生や保護者、オープンキャンパスに参加する関係者の健康や安全面を第一に考え、中止を決断した。

 近畿大学の東大阪キャンパスでの卒業式は例年約7,000人、入学式は約15,000人の学生・保護者が一堂に会する大規模な行事であることから、影響を最小限に抑えるため、早い段階での決定が必要だった。 各学部・学科単位の小規模で行われる卒業証書・学位記授与式については、十分な感染症対策を施すことができるか検証のうえ、実施を検討している。

 なお、卒業式・入学式ともに学長式辞やゲストメッセージ等のプログラムはインターネットによる配信を予定。オープンキャンパスに関してもWEB上での資料配布や入試説明会を実施することを検討している。また、全国各地の近畿大学の各学部、大学院修了式、附属学校・併設学校についても同様に感染拡大防止の観点から、卒業式・入学式を中止する。

 4月4日に開催予定だった2020年度(令和2年)の入学式は、約7,200人の新入生が出席し、「that’s unique 唯一無二大学・唯一無二人生」をテーマに、同大学の卒業生で音楽プロデューサーのつんく♂氏がプロデュースすることになっていた。

参考:【近畿大学】令和元年度卒業式、令和2年度入学式、オープンキャンパスの中止について

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大学ジャーナルオンライン編集部

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