共立女子大学・共立女子短期大学は ”Major in Anything. Minor in Leadership.“(主専攻は様々な専門分野、副専攻はリーダーシップ)を方針に掲げ、2020年4月から教養教育を刷新して全学副専攻制度を導入するとともに、新しい学部としてビジネス学部を開設する。
共立女子大学・共立女子短期大学での教養教育は、主体的に社会に参加し、責任ある役割を果たすために必要な基本的な知識や技能、深い教養、総合的な判断力、豊かな人間性を有する女性を育成することを目的に編成されている。今後は所属する学部・学科等の体系的にまとめられた教育課程に沿って学修する内容を主専攻、主専攻以外の分野の授業科目を体系的に学修する内容を副専攻とし、所属する学部・学科等で主専攻の学問を学びながら、同時にその他の学問分野を体系的に学べるようにする。
教養教育の科目区分は、同大学・短期大学ビジョン(KWUビジョン)に掲げる「自律と努力」、「創造とキャリア」、「協働とリーダーシップ」を踏まえ、「自律と努力コア」「創造とキャリアコア」「協働とリーダーシップコア」の3つ。その中で「協働とリーダーシップコア」は3つのコアの中での上位目標であるため、「自律と努力コア」「創造とキャリアコア」「協働とリーダーシップコア」の順序で履修年次にも配慮した体系的かつ階梯性のあるカリキュラムとなっている。
また、副専攻の名称「リーダーシップ」は、「協働とリーダーシップコア」の目標である『他者と協働し、リーダーシップを発揮するための基礎的な能力を養うこと』を踏まえた。ここでは「リーダーシップ」をチームにポジティブな影響を与えていく力を発揮することと定義する。「協働とリーダーシップコア」の科目において、メンバーそれぞれがチームの成果を生み出すため、皆と目標を共有し、率先して動き、助け合うことを学修していく。
さらに、同大学では、2020年4月、教養教育を刷新するとともに、新しい学部としてビジネス学部を開設する。ビジネス学部では、これからの社会に必要となる人材を育成することを目的に、ビジネスに必須となる知識の修得、自分らしいリーダーシップの開発、企業と連携したアクティブ・ラーニングなど、これまでにない独自のカリキュラムを実施する。