名古屋商科大学では、新型コロナウイルス感染拡大にともない、4~5月(Term1)の授業を全講義ライブ形式の遠隔授業に切り替える。その初回講義が2020年4月6日に開講した。
名古屋商科大学では、入学者全員にパソコン無償譲渡を20年以上続けるなど、様々なIT教育を推進してきたが、全講義を遠隔授業にシフトすることは、名古屋商科大学として初の試み。限られた準備期間の中で教職員が一丸となって遠隔授業開講初日を迎えた。
当日は、午前・午後の講義合わせて46講義に、延べ3334名の学生がライブ形式の遠隔授業を受講。経済学部の吉井哲教授による経済倫理の授業には約180名の学生が参加し、初めての遠隔授業に戸惑いながらも通常の授業と同じように発言し、学生同士のグループ討議を行うなど、大きなトラブルもなくスムーズに遠隔授業が行われた。