2020年6月27日、東洋学園大学は3年生の必修授業「キャリアデザイン」においてオンライン模擬就活を初めて開催した。

 東洋学園大学は2006年に教養教育センターを設置。「時代の変化に応える大学」という理念のもと、リベラルアーツに関わる授業科目の研究開発、企画立案、運営を行っている。近年では初年次教育や社会人基礎力を身につけるためのキャリア教育科目に力を入れており、2019年度から必修授業「キャリアデザイン」に面接官としてキャリアコンサルタントを招聘。本番さながらのグループ面接指導やグループディスカッション指導を行う「模擬就活」に力を入れている。

 2020年度は、オンライン面接やオンライングループディスカッションに対応すべく、オンラインによる模擬就活を実施。企業や省庁の第一線での勤務経験がある教員やeラーニングのプロフェッショナルも参画し、新型コロナウイルスの影響により激変した就活市場に立ち向かう。大手資格指導の学校TACによるSPI対策講座も実施する。

 6月27日に開催した必修授業「キャリアデザイン」では、人間科学部の3年生189名がスーツを着てオンライン模擬就活を体験。学生からは「面接の雰囲気を感じることができた」「緊張してしまい、言いたいことが上手くまとまらず笑顔に意識が回らなかった」「自分の苦手なことがわかった」「課題が山積みでもう一度シミュレーションしてみたい」などの感想が寄せられた。オンラインでの模擬面接・グループディスカッションを通じて、学生が自身を客観視し、不得意な点に気付くなど、大きな収穫となったようだ。

 担当した講師からは、「オンラインだと思った以上に一人ひとりの姿勢や動きが見える。学生たちもそれをわかっているのか、積極的に発言し相手に伝わるようにはきはきと喋り頑張っていた。自分の様子を客観視できるのは良い機会になっている」と手ごたえも聞かれた。同授業は、7月4日と11日にグローバル・コミュニケーション学部、現代経営学部の3年生にも実施される。

参考:【東洋学園大学】3年次の全学生対象、必修授業内で「オンライン模擬就活」を実施(PDF)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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