滋賀大学は、兵庫県立姫路西高等学校と連携・協力に関する協定を締結した。姫路西高等学校は、スーパーサイエンスハイスクール事業の実施校として全国で初めてデータサイエンス分野で指定を受けた。

 今回の協定は、データサイエンス分野での人的交流や滋賀大学のMOOC教材「高校生のためのデータサイエンス入門」などの活用について連携協力を図り、相互の教育・研究の更なる充実・発展に資することを目的としている。

 滋賀大学では、これまで、滋賀県の県立高等学校(彦根東、虎姫)や香川県立観音寺第一高等学校が実施するSSH事業に参画。高校生の視点による滋賀県内防災マップ制作やFESTAT(全国統計探索発表会)の実施に連携、助言指導等の協力を行ってきた。今回の姫路西高等学校のSSH事業についても、データサイエンス分野の人材育成やデータサイエンスの普及を推進している滋賀大学にとって、重要な取り組みの一つであると考え、協定を締結した。

 また、姫路西高等学校は位田隆一学長の母校という縁から、協定締結式の終了後、1年生の生徒に向けて位田学長による講演会「データサイエンスへの招待~Society5.0を牽引する滋賀大学のデータサイエンス教育」が行われた。

参考:【滋賀大学】全国で初めてデータサイエンス分野でのスーパーサイエンスハイスクール事業に取り組む兵庫県立姫路西高等学校と連携・協力に関する協定を締結

滋賀大学

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師範学校の時代から140年余、伝統に支えられ、豊かな人間性とグローバルな視野を備えた専門性の高い職業人の養成をしている。2017年にデータサイエンス学部が新設。企業課題を踏まえた協働研究で価値創造など多彩な研究を行い、文理融合型大学への転換を進めています。それ[…]

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