千葉大学は、国際セミナー「災害時の多機関連携におけるリーダーシップ」を2月13日、千葉県千葉市中央区の千葉大学ゐのはな記念講堂で開きます。高知県立大学、兵庫県立大学、東京医科歯科大学、日本赤十字看護大学と連携し、災害看護のグローバルリーダーを養成するためのセミナーで、国際的に活躍しているリーダーを講師に招きます。

 講師は、災害看護に詳しい米国ジョンズ・ホプキンス大学のテネル・ヴェネマ准教授、人道支援に詳しい米国ハーバード大学のグレッグ・グリーノウ助教授、緊急国際支援を専門とする勝部司国際緊急援助コンサルタントの3氏。当日は午後1時過ぎから3氏が順に講演したあと、パネルディスカッションや質疑応答が予定されています。

 千葉大学は高知県立大学など4校とともにわが国初の国公私立大学共同教育課程「災害看護グローバルリーダー養成プログラム」をスタートさせました。国内外で発生する災害に迅速に対応し、国際的な指導力を発揮する災害看護グローバルリーダーの養成に取り組んでおり、このセミナーもその一環として開催を決めました。

 受講は無料。定員150人になり次第締め切られます。申し込み、問い合わせは千葉大学大学院看護学研究科共同災害看護学専攻担当〈043-226-2454〉へ。

参考:【千葉大学】国内初、5つの看護系大学院共同による災害看護グローバルリーダー養成プログラム平成27年度 千葉大学主催による国際セミナー「災害時の多機関連携におけるリーダーシップ」開催(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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