2021年4月より、昭和女子大学は実務経験のある社会人を対象に、働きながら1年間で修士号を取得できる大学院1年制コースを新設する。コースは福祉社会研究専攻の「福祉共創マネジメントコース」と「消費者志向経営コース」、生活文化研究専攻の「1年制コース」。いずれも夜間やオンライン受講との併用など柔軟な学び方で仕事との両立が可能となっている。

 「福祉共創マネジメントコース」は、全国初の保育・福祉施設、保健医療・福祉経営者、管理者(リーダー)のためのコース。今後25年間に、医療・福祉等に多様なニーズをもつ高齢者が全国で300万人増加し、うち7割が東京圏に集中するといわれている。医療・介護施設の長期的な増加が見込まれる状況を背景に、本コースでは保育・福祉施設のマネジメントを担う経営人材を育成する「保育・福祉施設経営大学院プログラム」と福祉学、社会学、経営学、教育学等の知識と実践の科学的研究手法を学ぶことで高い総合的実践力をもつ保健医療・福祉の経営者・管理者を育成する「保健医療・福祉経営大学院プログラム」を設ける。

 「消費者志向経営コース」は、全国初の消費・経営大学院。社会、地域、環境への配慮が不可欠な新しい消費社会において、新しい価値創造に取り組み、会社や組織の企画、立案、推進役などを担う人材を育成する。本大学院修了により、修士の学位のほか、「マスター消費生活アドバイザー」の資格の取得が可能となる。

 「1年制コース」は、実務経験を持つ学芸員、これから学芸員や教員を目指す人のステップアップコース。歴史学・民俗学・人文地理学・考古学・美術史・文化財学などから各地域・時代の文化と生活を研究する。在学中に国文学研修資料館の講座を受講することで昭和女子大学認定の「准アーキビスト資格」が取得できるほか、文書や文化財に関する記録管理の取り扱い能力を強化できる。また、ボストン・ワシントンD.C.の美術館・博物館での実地見学、光葉博物館での実習など体験の機会も用意されている。

 新設に先駆け、2020年9月19日には、これからの時代に求められる介護サービスを考える「Withコロナ時代の介護施設経営」シンポジウムをオンラインで開催する。コロナ禍の中で多様化するニーズをはじめ、諸課題に対する取り組みや今後の展望について、介護施設の経営に関わるトップランナーたちと議論する。参加希望者は事前申し込みが必要。

参考:【昭和女子大学】2つの経営コースと1つの実務ステップアップコースを大学院1年制で新設

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大学ジャーナルオンライン編集部

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