2020年10月15日、文部科学省は指定国立大学法人に筑波大学と東京医科歯科大学を指定すると発表した。

 筑波大学と東京医科歯科大学は、東北大学、東京大学、京都大学、東京工業大学、名古屋大学、大阪大学、一橋大学の7校に続いての指定となる。審査は外国人委員を含む15名の体制で行われ、書面審査、ヒアリング審査、現地視察などを経て決定した。同じく申請していた九州大学の指定は見送られた。

 筑波大学は学長の強いリーダーシップのもと、地球規模の課題を解決する『真の総合大学』として世界最高水準の教育研究を行う大学となることを目指す構想が評価された。
具体策として、外国人学生を30%まで引き上げ、900人規模で若手教員を採用。学生1,600人に全教員1,600人が対応するチュートリアル教育を徹底する。また研究成果の社会実装に向け企業の研究部門と一体化したB2A(Business to Academia)研究所を設立する。さらに海外拠点を通じて大学発ベンチャーを成長促進させ、スタートアップ累計数3倍(500件)とスピンアウトレイズの倍増(100憶円)を目指す。

 東京医科歯科大学は、国立大学として唯一の医療系総合大学として掲げた「世代を超えて地球・人類の『トータル・ヘルスケア』を実現する」構想が評価された。
実現に向け、世界をリードするClinician Scientistの育成システム構築、医学領域と口腔科学領域を融合した「トータル・ヘルスケア」を実現する世界的研究拠点の形成を通じて構想の実現に取り組む。またQS世界大学ランキングの医学分野でTop50(2019年はTop100 ・日本3位)を、歯学分野でTop1(2019年はTop 10・日本1位)を成果目標とする。

参考:【文部科学省】第4期中期目標期間における指定国立大学法人の指定について

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大学ジャーナルオンライン編集部

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