日本工業大学情報工学科、情報メディア工学科の学生が制作しているVRコンテンツ「甦れ!!バーチャルリアリティ 太陽の塔Ver3」が2020年11月21日~2021年1月24日の期間中、川崎市岡本太郎美術館とインターネット上で公開される。
日本工業大学ではこれまで、川崎市岡本太郎美術館からの依頼で1970年大阪万博の「太陽の塔」をVRミュージアム「甦れ!VR太陽の塔」として再現してきた。2018年のVer1では塔の外観と内部を再現し、2019年のVer2では、解説ナレーションや大阪万博当時と同じBGMを流すなどバージョンアップを行った。
今回のVer3では情報工学科大山研究室の4年生3名が卒業研究として取り組み、鮮やかなコンピュータグラフィックスを制作した。「太陽の塔の外観」に加え、「塔内部の生命の樹」「地下空間」が再現されたVR動画は、「いのち」「ひと」「いのり」の3つの部屋を持ち、岡本太郎の壮大なイマジネーションが具現化されている。
この作品は、岡本太郎美術館内の大型ディスプレイで映像として公開され、インターネット上の「360度動画」としても一般公開される。
参考:【日本工業大学】本学学生による「VR太陽の塔」 今年は巨大地下空間も再現し11/21(土)〜1/24(日)に岡本太郎美術館とインターネットで公開