2016年4月27日、東洋大学(東京都文京区)とフランスベッド株式会社(東京都新宿区)が産学連携協定を締結。協定締結に当たって「産学連携協定調印式」を開催し、福川伸次理事長と池田茂社長が協定書に署名を行った。この連携協定の締結目的は、相互の資源を活用することにより、超高齢社会における健康増進に寄与することだという。

 この連携より、製品開発における技術的課題解決のための共同研究に取り組み、研究成果を活用した事業化と研究成果の普及を目指していく。具体的な取り組みとして、フランスベッドの生産開発本部商品開発部が同大学の理工学部生体医工学科と、メディカル商品企画室がライフデザイン学部人間環境デザイン学科と共同研究に取り組む。

 今後の展開としては、新たな商品の開発、フランスベッド商品の実証実験、フランスベッドの販路を使って同大学の知財により実用化されている商品の販売、また生体医工学科・人間環境デザイン学科以外との共同研究、などが検討されている。

東洋大学

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1887(明治20)年に井上円了先生が「私立哲学館」を創立されて以来137年、今では14学部51学科・専攻を有する日本国内でも有数の総合大学です。建学の理念「諸学の基礎は哲学にあり」を堅持し、物事を深く考え抜き、自文化を踏まえた自らの生き方を確立し、高い倫理性[…]

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