カナダ・バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学で開かれた国際ビジネス・ケース・コンペティション(※1)で、立命館アジア太平洋大学の学生4人が3位入賞を果たした。

 立命館アジア太平洋大学によると、出場したのは国際経営学部のシン・ハオさん(4年生、シンガポール出身)、マリサ・メウさん(4年生、米国出身)、グエン・バオさん(4年生、ベトナム出身)、フロエメルト・サリカさん(2年生、タイ出身)。

 今回のケース・コンペティションは与えられた企業の課題に対し、各チームが限られた時間内で解決策を提示するもので、5時間もしくは24時間という時間内で、実在するがん研究支援NPO団体や先住民団体が抱える課題の解決に挑んだ。メウさんは「メンバーがそれぞれの長所を生かし、チームワークで挑戦したのが良かった」と感想を述べている。大会は米国の南カリフォルニア大学が優勝、地元のブリティッシュ・コロンビア大学が2位に入った。

 立命館アジア太平洋大学は国際基準のビジネススクールを目指し、今後もビジネス・ケース・コンペティション参加に力を入れる考え。大竹敏次国際経営学部長は「ケース・コンペティションは学生が世界に羽ばたく一助となる。学生たちはぜひ参加し、世界を目指してほしい」とのコメントを発表している。

(※1)ケース・コンペティション 与えられた課題に対する解決策を提言し、その優劣を競い合うチーム対抗型の大会

立命館アジア太平洋大学

アジア太平洋地域の未来創造に貢献するグローバルリーダーの育成

立命館アジア太平洋大学は、基本理念である「自由・平和・ヒューマニティ」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」を体現し、国際社会に貢献する人材を養成しています。学生の2人に1人が留学生という世界に誇るグローバル・ラーニング・コミュニティを構築。多様な価値[…]

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