河合塾と河合塾マナビスは、2020年10月下旬に開催した「大学入学共通テストトライアル」に参加した1万人の高校1・2年生1万名を対象に、大学入試について意識調査を行った。

 調査によると、高1・2生が入試に向けて感じている不安の1位は「大学入学共通テストなどの新入試に対応できるかどうかということ(78.9%)」、2位は「各大学の大学入学共通テストの利用方法など、入試情報が不足していること(48.6%)」だった。

 2021年1月に初めて実施される大学入学共通テストをはじめ、一部の大学で広がる主体性評価や、民間の英語資格・検定試験の活用など、入試改革の進展に対応できるか、また入試情報の不足が気になる生徒が多いと考えられる。3位には「新型コロナウイルス感染症の影響で、入試の実施方法等が変わってしまうこと」(26.1%)、4位に「入試の時期に、自分が新型コロナウイルス感染症にかかってしまうかもしれないこと」(13.3%)と続いている。

 コロナ禍を受けて一部で検討が進んでいるオンライン入試の活用に対しての高1・2生の受け止め方は、「遠く離れた試験会場に行く必要がないので便利だと思う」(53.4%)、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けない安全・安心な入試だと思う」(41.1%)といった期待感と、「不正防止など、試験の公平性がどこまで保たれるかが不安だ」(57.3%)の不安感に分かれる結果となった。河合塾はコロナ禍の収束が見通せない中、試験の公平性をどのように確保していくかが、オンライン入試の活用に向けたカギとなるとしている。

参考:【河合塾】高1・2生の大学入試への不安は、コロナより「新入試」 ~オンライン入試の導入については期待と不安が半々の結果に~

大学ジャーナルオンライン編集部

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