九州大学は、富士通株式会社からの寄附により、2016年6月1日に、サイバーセキュリティに関するスペシャリストの育成などの研究を行う「富士通スペシャリスト育成研究部門」を設置した。

 グローバル社会の中で、増加の一途を辿るサイバー攻撃の脅威に対応していくため、産業界、官公庁、自治体などの各分野において、サイバーセキュリティに精通した人材の育成が急務となっている。

 九州大学では、サイバーセキュリティセンターを2014年12月に設置し、大学が担うべきサイバーセキュリティ対策の強化に向けた教育・研究に積極的に取り組んでいる。今回新たに設置することになった「富士通スペシャリスト育成研究部門」もその一環。

 セキュリティに関する専門教育やスペシャリスト育成のための手法、実用的な教材の研究開発を行うとともに、それらを活用した講座の提供など、実際にセキュリティ人材の育成を行っていくための環境整備を推進していく。設置期間は2016年6月から2018年3月まで。

 主な研究内容は、多種多様な学部・学府の教育科目へのサイバーセキュリティ項目の導入のための研究開発、演習システムを用いたスペシャリスト育成演習コースの研究開発、人工知能を応用したサイバー攻撃検知などの先端技術を学ぶ講義・演習コースの研究開発など。2016年10月からはセキュリティ人材の育成を目的とした講義も開講予定だという。

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110周年を迎えた九州大学は、12学部18学府(大学院・教育組織)を擁する総合大学。2018年から高大接続から学部教育・大学院教育、研究者育成を一貫性のある取り組みとした持続的人材育成プラン「九州大学ルネッサンスプロジェクト」を実施し、優秀な学生と卓越した研究[…]

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